トヨタ小平専務、スマートグリッドでの強みは「車と住宅があること」

自動車 ビジネス 企業動向
記者発表
記者発表 全 6 枚 拡大写真

トヨタ自動車の小平信因専務は5日の「スマートセンター」の発表会見で、スマートグリッド(次世代送電網)分野における同社の強みについて「車と住宅の両方を事業領域とし、G-BOOKセンターのインフラもあること」と指摘した。

5日におこなわれた発表会見の様子

トヨタはプラグインハイブリッド車(PHV)など次世代車で先行の利があり、小平専務は「当社の事業領域を活用して、総合的に開発を推進したい」と強調した。

トヨタは9月から青森県六ケ所村で、日立製作所など3社とともに純民間ベースによるスマートグリッドの実証実験に着手した。また本社のある愛知県豊田市は、経済産業省や同市が進めるスマートシティの実証試験場ともなっており、トヨタも参画している。

小平専務は「さまざまな実験に参加し、技術の実用化やビジネスモデルの構築につなげたい」と述べ、トヨタとしてスマートグリッドの実用化に強く関与していく方針を示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、『eKスペース』新型を発売…受注は標準グレードに集中で93%
  5. 三菱『デリカD:5』が2度目の大幅改良、「S-AWC」搭載で走破性向上…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る