トヨタ小平専務、スマートグリッドでの強みは「車と住宅があること」
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トヨタはプラグインハイブリッド車(PHV)など次世代車で先行の利があり、小平専務は「当社の事業領域を活用して、総合的に開発を推進したい」と強調した。
トヨタは9月から青森県六ケ所村で、日立製作所など3社とともに純民間ベースによるスマートグリッドの実証実験に着手した。また本社のある愛知県豊田市は、経済産業省や同市が進めるスマートシティの実証試験場ともなっており、トヨタも参画している。
小平専務は「さまざまな実験に参加し、技術の実用化やビジネスモデルの構築につなげたい」と述べ、トヨタとしてスマートグリッドの実用化に強く関与していく方針を示した。
《池原照雄》