新興国に負けない---日産、低コストの国内工場を検討

自動車 ビジネス 企業動向
九州工場
九州工場 全 2 枚 拡大写真

日産自動車は、国内で新興市場に負けないコストの小型車を生産するため、九州工場を母体とした新会社の設立を検討すると発表した。

[写真:マーチ]

日本事業を強化するため、日本におけるモノづくり競争力を強化するのが狙い。

円高ドル安の進行や、新興市場の台頭など、自動車を取り巻く環境が大きく変化している中、同社ではグローバルな自動車メーカーとして成長していくためには、将来にわたって小型車も日本で生産し続けられるグローバル競争力を持った生産拠点が必要と見ている。これを実現することで、国内100万台レベルの生産を確保・継続し、国内空洞化を防ぐ。

九州工場は、アジア地域のLCC(ローコストカントリー)サプライヤーの拠点にも近く、周辺にコスト競争力の高いサプライヤーが集積しているなど、国内工場の中でも特に地理的優位性を持っている。新会社を設立して人件費を抑制するとともに、地理的優位性も活用し、グローバル競争力を持つ会社となるようチャレンジし、新興市場に負けないコスト競争力のあるモデルの国内生産を目指す。

日産は2011年秋に新会社を設立、今後日産自動車労働組合とも協議しながら実現に向けた詳細な検討を行っていく。

一方、日産は主力小型車の『マーチ』の生産を生産コストの安いタイに移管、日本市場には輸入で対応している。

《レスポンス編集部》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 初代より軽い? 次期スズキ『アルト』は500kg台が目標
  2. 三輪ソーラーEV『スリールオータ』、欧州の型式認定取得…記念モデルを限定30台で国内発売
  3. ホンダ『ZR-V』と『シビック』の1万4730台をリコール、座席が保安基準に不適合
  4. BYDの軽EV『ラッコ』、発売1週間で741台を販売 東福寺社長「12月末までに1万台に」
  5. トヨタ『GR86』に先代の限定色「ソリッドグレー」が復活、一部改良で走り&アイサイトが進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
ランキングをもっと見る