3Dへの期待、裸眼がダントツ

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3D体験への“満足度” 3D体験への“満足度”
3D体験への“満足度” 3D体験への“満足度” 全 2 枚 拡大写真

 シード・プランニングは7日、3D映像体験者500人に3D映像の評価や3Dコンテンツや3D対応機器のニーズについての調査結果を公表した。劇場等で専用メガネを装着して3D映像を体験したことのある500人が対象。

 映画「アバター」のヒット以来、3Dの話題が増え、スカパー!HD、ひかりTV、J:COM等では3D番組生放送やVODサービスを開始している。また、4月にパナソニックが3D対応テレビを発売したのを皮切りに、国内テレビメーカー各社の製品も出揃い、3D対応パソコンや、デジカメ、ビデオカメラなどの各種の家庭用3D対応機器も市場に投入されている。

 (メガネを装着しての)“3D映像を体験した場所”は、「家電店の売り場で」「3Dアトラクション」でいずれも半数近くに達している。3D映画では「アバター」が3割強だが、それ以降の「アリス・イン・ワンダーランド」「トイ・ストーリー3」は体験率が低くなっていた。

 3D体験への“満足度”に対しては、「3Dアトラクション」は、体験率も高く、体験した人の92.1%が「期待以上」「期待どおり」と回答し、もっとも満足度が高い。「カフェやシアターでW杯サッカー中継」「音楽ライブ」といったパブリックビューイングは、体験者は少ないが満足度が高い。ちなみに、「アバター」の満足度は77.4%だった。

 “家庭で3Dを見たくなる条件”として、もっとも期待されているのは、「裸眼3D対応のテレビやパソコンが登場」75.4%とダントツの1位。「3D番組が増える」38.8%、「3D映画の新作が続々登場する」24.0%、「映画以外にも話題性の高い3Dコンテンツが登場」21.8%など、コンテンツの充実が望まれている一方で、圧倒的な裸眼3Dへの期待(現状のメガネ式3Dへの不満)が浮き彫りとなった。

 “家庭で見たい3D映像”の上位は、洋画を中心とした「映画」となった。次いで関心度の高いのは「自然・世界遺産」のジャンルで、「音楽」「スポーツ」「アニメ」「ゲーム」を上回った。また、過去の話題作や歴史的価値の高い映像を3D化するとしたらどのようなコンテンツを見たいかたずねたところ、「映画」37.8%がもっとも多く、次いで「スポーツ」17.8%、「音楽」11.0%となった。

3Dへの期待、トップは「裸眼」がダントツで「番組増」の2倍近くに……シードP調べ

《冨岡晶@RBBTODAY》

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