クラウドで家庭エネルギー管理…積水化学とNECが共同開発

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スマートハウス・HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の将来イメージ
スマートハウス・HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の将来イメージ 全 2 枚 拡大写真

積水化学工業とNECは、次世代型住宅(スマートハウス)の中核技術であるホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)分野で提携することで合意した。クラウドを利用したHEMSを開発し、普及を図る。

太陽光発電の累積搭載実績トップの積水化学と情報通信技術に強いNECがHEMS関連分野の技術開発を融合、家庭内のエネルギー利用の見える化を図り、クラウドを利用したHEMSの普及と搭載住宅で10%以上の省エネを目指す。

NECは情報収集装置を含む電力測定装置と家庭用パソコンでエネルギー消費量を表示するアプリケーションソフトを開発、積水化学が製品を最終評価して、来春にも太陽光発電搭載のセキスイハイムと組み合わせ販売する。

スマートハウスでは、家庭にあるパソコンを利用し、太陽光発電+オール電化住宅のエネルギー需給を一元管理して利用者自身がエネルギーを効率的に利用する。また、データセンターでは家庭の電力使用量や太陽光発電量、売電・買電などの情報を蓄積、今後、太陽光発電稼働状況の診断や省エネ診断などを積極的に展開する。

両社は電力測定装置と情報収集装置で構成するシンプルなシステムを開発、価格は普及価格帯の10万円以下にする。将来的には蓄電システムとの連携や家電を制御できるようにし、エネルギーの削減による二酸化炭素排出量の削減やエネルギー使用の平準化に貢献する。

《レスポンス編集部》

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