新日鉄など、回転圧入鋼管杭が東駿河湾環状道路の基礎工事に採用

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東駿河湾環状道路の高架橋基礎工事に採用された回転圧入鋼管杭「NSエコパイル」工法
東駿河湾環状道路の高架橋基礎工事に採用された回転圧入鋼管杭「NSエコパイル」工法 全 2 枚 拡大写真

新日鉄エンジニアリングと新日本製鐵は、回転圧入鋼管杭「NSエコパイル」工法が静岡県内で建設が進む東駿河湾環状道路の高架橋基礎工事に本格採用されたと発表した。

東駿河湾環状道路は、伊豆縦貫自動車道の一部で、東名・新東名と国道1号と伊豆地域を結ぶ環状道路として建設中。今回、静岡県が事業主体となっている大土肥・函南塚本インターチェンジ区間の橋脚の基礎工事に、これまで両社が建築、鉄道分野で実績を積み重ねてきた回転圧入鋼管杭のNSエコパイル工法を実施、被圧水や工事に伴う騒音・振動の問題解決に貢献して無事完了した。工期は2008年10月から今年8月末まで。

この現場の特徴は、杭を施工する地盤が、箱根山系を水源とした高い圧力を受けている豊富な地下水を含んでおり、径の大きい玉石が混ざった土層で、一部は非常に硬い支持層となっているほか、家屋が近接した市街地内であるため、騒音・振動や地下水といった住環境に配慮した工法が求められていた。

《レスポンス編集部》

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