ダイムラーが今年のパリモーターショーで発表したメルセデスベンツ『Sクラス』の4気筒ディーゼル搭載車、「S250CDIブルーエフィシエンシー」。そのPR映像が、動画共有サイトで公開されている。
同車はSクラス60年の歴史において、初の4気筒エンジン搭載車。一見、全長5m超、重量2tに迫るSクラスのボディに4気筒エンジンでは、力不足に思える。
しかし、2143ccの直列4気筒ディーゼルは、2ステージターボチャージャーを組み合わせることで、最大出力204ps/4200rpm、最大トルク51kgm/1600〜1800rpmを獲得。51kgmの最大トルクは、5.5リットルV8ガソリンを積む「S550」の54kgmに迫る数値だ。
また、S250CDIブルーエフィシエンシーは、アイドリングストップや最新世代のコモンレールダイレクトインジェクションなどの採用により、欧州複合モード燃費17.54km/リットル、CO2排出量149g/kmと高い環境性能を実現。0-100km/h加速8.2秒、最高速240km/hと、パフォーマンスも十分以上だ。
「世界で最も燃費のいいラグジュアリーサルーン」を掲げるS250CDIブルーエフィシエンシー。そのPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。