飲酒運転の男、乗っていたのは偽物の覆面パトカー

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13日午後11時55分ごろ、福岡県福岡市東区内の市道を走行している偽の覆面パトカーを、パトロール中の警官が発見した。運転していた男から酒気帯び相当量のアルコール分を検出したため、警察は道路交通法違反の現行犯で逮捕している。

福岡県警・東署によると、逮捕した男は福岡市東区香椎3丁目付近の市道で、酒気帯び状態にもかかわらず、乗用車を運転した疑いがもたれている。この男が運転していた乗用車の屋根部には着脱可能な赤色灯が取り付けられ、警察の捜査車両(覆面パトカー)を装っていた。

パトロール中の同署員が対向車線側の路上に停車している男のクルマを発見。屋根部に取り付けられていた赤色灯は電源が入っていたが、このクルマが捜査車両で使われている車種でないことや、運転者の服装が部屋着だったことに疑問を感じ、職務質問したところ酒気帯び状態も発覚。道交法違反での逮捕に踏み切った。

調べに対して男は「500ml缶の酎ハイ2本を飲んだ」と供述。クルマに取り付けられていた赤色灯は市販品を改造したものとみられ、警察では入手ルートや捜査車両を装った理由について男を追及している。

《石田真一》

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