小糸工業の中間期決算…当期赤字115億円、航空機シート不正が影響

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小糸工業が発表した2010年9月中間期の連結決算は、当期損益が115億3300万円の赤字となった。航空機シート事業での不正行為によって損害賠償引当金や、たな卸資産評価損を計上したため。

売上高は前年同期比0.6%増の190億9000万円とほぼ横ばいだった。鉄道車両機器、鉄道車両シート部門は好調だったが、航空機シートと米国子会社が不振だったほか、交通システム部門も低調だった。

営業損益は1億2600万円の赤字だった。経常損益は航空機事業安全対策費が増加したため、25億4300万円の赤字だった。

通期業績見通しは売上高が同5.2%増の542億円、営業利益が同54.5%減の14億円、経常損益が30億円の赤字で、最終損益が159億円の赤字となる見通し。

《レスポンス編集部》

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