デュポン、自動車向けの高耐久ナイロン樹脂を開発

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デュポンは、部品の寿命を2倍以上延ばせる耐久性の高い新製品「デュポン・ザイテルPLUSナイロン樹脂」、「ザイテルHTN芳香族ナイロン樹脂」を発表した。

新製品はシールドテクノロジーをベースに開発した樹脂製品で、高温のオイルや塩化カルシウムへの長期暴露、230度までの高温雰囲気、暴露での耐衝撃性に対し耐久性を持つ。

新しいポリマー製品は、自動車の長寿命化に貢献するのに加え、高分子素材によって軽量化も図れる。

「ザイテルPLS95G40DH1T」ナイロン樹脂は、排気マフラーやオイルパンなどの部品を砂利や石の破片によるチッピングから確実に保護し、重要な気密性能を維持する。150度の高温オイルに5000時間さらされても性能に劣化が無く、トランスミッションオイルパン、オイルフィルターモジュール、シリンダーヘッドカバーなど、多くのトランスミッション部品など、高温のオイルに接する用途に適している。

ザイテルHTN92シリーズ芳香族ナイロン樹脂は、230度の空気加熱老化試験では1000時間後も性能を維持する。一般的な芳香族ナイロン樹脂の2倍、PPS樹脂よりも20~25%高い強度を持つ。

《レスポンス編集部》

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