ユタカ技研、高丘工場の閉鎖を検討…円高で

自動車 ビジネス 企業動向

ユタカ技研は、為替の円高ドル安の進行への対応や生産体質を強化するため、国内生産を再編する。

同社は現在、浜松市に2つある製作所のうち、主に4輪駆動系部品の生産拠点である豊製作所(浜松市東区豊町)に、主に2輪・汎用部品の生産拠点である高丘製作所(浜松市中区高丘東)を集約する。高丘製作所は閉鎖を検討する。

今回の再編で従業員も異動するが、ユタカ全体で雇用は確保するとしている。

国内自動車需要の大きな成長が見込めない中、円高ドル安の進行もあって、国内生産の利益率の悪化は避けらない見通し。このため、同社は国内の生産能力を削減、スリム化して収益体質を強化する構え。円高で今後も部品メーカーでこうした動きは加速する可能性がある。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  2. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  3. コックピット見えた! 2027年型ポルシェ『718ケイマンEV』、衝撃の価格も発覚
  4. ホンダ『S2000』にスーパーチャージャー、老舗JDMチューナーが580馬力にカスタム…SEMA 2025
  5. サーキットも通勤路も楽しくなる! スポーツタイヤの“リニアな気持ち良さ”を体感せよ~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る