被害者救護より配送を優先、トラック運転手を逮捕

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25日午前3時40分ごろ、埼玉県行田市内の県道で、道路を横断していたとみられる93歳の男性がひき逃げされる事故が起きた。男性はまもなく死亡。警察は第一発見者であり、警察にも通報してきたトラック運転手の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

埼玉県警・行田署によると、通報を受けた同署員が現場に向かったところ、頭から血を流して路上に倒れている高齢の男性を確認。男性は近くの病院に収容されたが、まもなく死亡。後の調べで近くに住む93歳の男性と判明した。

ひき逃げされた可能性が高いことから、同署員が周辺での捜索を実施していたところ、現場から約200m離れたドラッグストアの駐車場に止まっていたトラックに衝突痕と血痕を発見。近くにいた41歳の運転手の男に職務質問したところ、容疑を認めたことから、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は行田市谷郷付近。逮捕した男は警察に通報してきた第一発見者と同一人物だった。男は被害者救護よりも仕事(配送)を優先したとみられており、警察では事故発生の経緯について詳しく調べている。

《石田真一》

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