富士重群馬製作所50周年---記念式典を開催

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群馬製作所本工場 スバル360の生産ライン(1961年)
群馬製作所本工場 スバル360の生産ライン(1961年) 全 2 枚 拡大写真

富士重工業は29日、同社群馬製作所が1960年10月1日の開設以来50周年を迎えたのを記念して、記念式典を行なった。式典には多数の来賓、社員OB等が出席した。

群馬製作所は、群馬県太田市を中心に年間約47万台の生産能力をもつ自動車生産工場。軽自動車を生産する「本工場」、登録車を生産する「矢島工場」、ほかエンジン・トランスミッションや自動車部品等を生産する「大泉工場」、「太田北工場」、「伊勢崎工場」の5工場を有する。最近発表された新世代ボクサーエンジンは、大泉工場内で7月より生産を開始している。

1960年の開設当時は、スバル『360』の車体組立を伊勢崎の第二工場で行い、月産能力は約500台、2直体制で1000台という状況であったが、本工場開設により大幅な能力増強が図られ、本格的な量産体制へ移行した。その後、1969年に矢島工場、1983年に大泉工場が本格稼働した。

以来、現在に至るまで多数の車種を生産し続け、国内生産では、登録車1056万5654台、軽自動車785万3260台で、総合計1841万8914台の累計生産台数となっている。(2010年9月末までの集計)

今後、大泉工場の隣接地では、トヨタとの協業となる小型FRスポーツ車の完成車組立工場が新設され、2011年末から稼動予定。将来、本工場の生産機能は、新工場に集約する予定となっている。

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