ホンダ近藤副社長「下期は不確定要因が多い」

自動車 ビジネス 企業動向
ハイブリッドカーラインナップ
ハイブリッドカーラインナップ 全 2 枚 拡大写真

ホンダは29日、2011年3月期の通期業績予想を上方修正して発表した。前回7月時点の予想より営業利益は500億円多い5000億円、純利益は450億円増額の5000億円とした。

円高による減益幅は拡大するものの、アジア地域での2輪車販売の拡大や北米4輪車のモデルミックスの改善などによる。

為替レートは下期を1ドル=80円、1ユーロ=110円に修正し、通期では1ドル=84円、1ユーロ=113円を前提とした。営業損益段階での為替変動による減益は1620億円を見込んでおり、7月時点より370億円拡大した。

近藤広一副社長は「下期の円高による影響は(営業損益段階で)850億円にのぼる。国内販売も上期比で減少するので数百億円の減益要因になる」と説明した。

一方で「今年の下期は不確定要因が多い。読みづらいので慎重には見ている」とも述べ、為替動向などによっては、今回予想より上ぶれする可能性も示唆した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る