米国トヨタ販売は29日、11月2日にラスベガスで開幕するSEMAショーにおいて、レクサス『CT200h』の「Fスポーツコンセプト」を出品すると発表した。シドニーのブルーとは異なるホワイトの1台だ。
Fスポーツは、レクサス各車の性能をトータルで引き上げることを目的に開発された純正オプションパーツシリーズ。すでに『IS』や『GS』に設定されている。新型CT200hは2011年初頭に発売されるが、レクサスは早くもFスポーツのアピールに力を入れている。
今回のSEMAには、10月中旬のシドニーモーターショーのブルーボディとは違うホワイトカラーのFスポーツが登場。アルミホイールのデザインもシドニーの時とは異なっており、シルバー色の18インチに、225/40R18サイズのピレリ「Pゼロネオ」の組み合わせだ。
また、アルミホイールの隙間から見えるブルーのブレーキキャリパーは、「Fスポーツ・ハイパフォーマンス・ビッグブレーキキット」と命名。フロントローターはクロスドリルドタイプで、直径は328mmとなる。
このほか、車高や減衰力が調整できるサスペンションキットを設定。前後バンパーやサイドスカートは、Fスポーツ専用のアグレッシブなデザインが与えられた。
米国トヨタ販売は、「現時点ではコンセプトカーだが、市販は確実」とコメントしている。