インドの超低価格車、ナノ が値上げ

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インドのタタモーターズは1日、『ナノ』の価格を改定した。日本円で平均1万6000円の値上げとなった。

タタは2009年3月、ナノのインド価格を11万2735ルピー(約20万4000円)からにすると発表。その後、購入者殺到による混乱を避けるため、最初の10万台は予約抽選方式を取り、同年7月から納車を開始した。

今回、タタはナノの価格を発売以来、初めて改定。平均で9000ルピー(約1万6000円)、値上げした。タタは「過去2年間のコストを精査した結果、値上げせざるを得なかった」と説明する。

ナノのインド販売は、ここにきて伸びが鈍化。今年10月は3065台をセールスしたものの、前年同月比は2%増にとどまった。タタは11月から、ナノの販売エリアを拡大。ナノの顧客層は、初めてマイカーを手にするユーザーが中心なだけに、今回の値上げがどのような影響を与えるか注目される。

《森脇稔》

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