航空自衛隊・入間基地(埼玉県狭山市)は3日に「入間航空祭」を開催する。今年で創設50周年を迎えたアクロバット飛行チーム『ブルーインパルス』の展示飛行が行われるほか、F-15やF-2など、航空自衛隊の主力戦闘機も地上展示される。
入間基地は航空自衛隊の基地としては最大規模となり、首都防空の要。騒音に絡む地元との協定で戦闘機は配備されておらず、輸送機が中心となっているが、今回の航空祭では小松基地(石川県)配備のF-15戦闘機や、三沢基地(青森県)配備のF-2戦闘機などが地上展示される。
航空祭の目玉となるのはブルーインパルスの飛行展示。都心から短時間でアクセスできる場所だけに、毎年20万人以上の来場者が訪れる。
今年はブルーインパルス創立50周年ということもあり、新技の披露も予定されるほか、「晴れの特異日」の開催となるだけに、青空を切り裂くように飛ぶブルーインパルスの雄姿にも期待できる。
航空祭は午前9時から午後3時まで。西武池袋線・稲荷山公園駅下車すぐで、入場は無料。周辺に来場者用の駐車場は用意されないため、基地では鉄道でのアクセスを推奨している。