三菱、中国事業で広汽集団と合弁

自動車 ビジネス 海外マーケット
三菱と広汽集団は相互に出資する広汽長豊の出資率をそれぞれ50%とし、合弁事業をおこなう(写真は北京モーターショー10)
三菱と広汽集団は相互に出資する広汽長豊の出資率をそれぞれ50%とし、合弁事業をおこなう(写真は北京モーターショー10) 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車と広州汽車集団股〓有限公司(広汽集団)は5日、両社が現在それぞれ14.59%、29%を出資する広汽長豊汽車股〓有限公司(広汽長豊)について、それぞれ50%を出資する合資企業とするための検討に入る旨の覚書を締結した。(〓はにんべんに分)

これにともない両社は、新合弁会社を両社の中国市場における提携事業の基礎とすることを目指し、投入モデル、実行計画及び生産能力計画についての協議を進める。

今後、広汽長豊を新合弁会社とするため、広汽集団は広汽長豊の上海証券取引所への上場を廃止させることを計画、その手続きを開始するとしている。

新合弁会社は、株式譲渡契約、合弁契約、関連契約を締結し、関連当局の許認可が取得された後、運営を開始する。

広汽集団は、中国自動車業界の大手の一角を占めており、華南地域では最大規模の自動車会社。また三菱は、長きにわたり中国において事業活動を展開している日本の自動車会社であり、今後、広汽集団との協力関係の構築を通じて、その中国事業の一層の強化を図っていくとしている。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る