電気化学工業、中国に研究開発拠点を新設…初の海外

自動車 ビジネス 海外マーケット
アジア地域拠点所在地
アジア地域拠点所在地 全 1 枚 拡大写真

電気化学工業は、中国での技術力を強化するため、研究開発拠点を新設する。

同社は現在、海外事業の強化を最重要課題に掲げており、中でも経済発展の著しい中国で事業体制整備に重点を置いている。現地での研究開発体制を強化するため、海外では初となる研究開発拠点を中国江蘇省蘇州市に新設する。

同社は、中国の自動車や家電などの市場向けに、クロロプレンゴム、電子材料、スチレン系合成樹脂などの製品を販売している。現地の納入先から寄せられる分析、検査、性能評価、品質改良、新たな機能の付与などの要望に対して、現在、日本の研究開発部門が対応している。

市場競争が激化し開発速度が速まるなか、市場のニーズに迅速、的確に対応する必要があると判断した。まずゴムと接着剤を対象とした分析・評価試験機を導入し、テクニカルサービスを中国で迅速に行う体制を整える。

対象製品は順次拡大する予定。

今後、中国市場が求める性能、品質、コストなどを踏まえた研究を行い、競争力のある商品開発に結び付け、中国事業の拡大を図っていく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コックピット見えた! 2027年型ポルシェ『718ケイマンEV』、衝撃の価格も発覚
  2. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  3. ネオレトロ戦国時代!? 新型スズキ『GSX-8T/8TT』モビショーでの公開に、「いい意味でスズキっぽくない」「まさしく温故知新」など注目
  4. ホンダ『S2000』にスーパーチャージャー、老舗JDMチューナーが580馬力にカスタム…SEMA 2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る