三菱益子社長、レアアース問題「悲観する必要ない」

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車益子修社長
三菱自動車益子修社長 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車の益子修社長は9日、家電量販大手ビックカメラとの提携に関する会見中におこなわれた質疑応答で、9月に起きた尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に端を発するレアアース確保の問題について「悲観する必要はない」との考えを示した。

画像:9日におこなわれた調印式の様子

レアアース(希土類)は、EVやハイブリッド車(HV)のモーターに使用されるネオジム磁石の素材として不可欠とされている。事件を機に中国によるレアアースの輸出規制がおこなわれ、EVほか環境対応車の開発や普及などに影響すると見られていた。日米両政府は13日にも首脳会談において具体的な対応策を検討すると報じられている。

これらについて益子社長は、「レアアースを必要としない技術も開発されており、後ろ向きになる必要はない。携帯電話など使われていない資源から(ネオジムを)再生することもできる。環境の変化は技術の進歩を生み出すチャンス」と、前向きな姿勢を示した。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  4. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  5. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る