【ミラノモーターサイクルショー】ピアジオから超低価格車…ナノのライバル

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NT3
NT3 全 7 枚 拡大写真

イタリアの2輪メーカー、ピアジオ(PIAGGIO)グループは、イタリア・ミラノで開幕したEICMA国際モーターサイクルショーにおいて、超低価格車のコンセプトカー、『NT3』を初公開した。

NT3は、スクーターなど2輪車の開発ノウハウを生かして誕生した超低価格車のコンセプト。同社の3輪商用車をベースに4輪化することで、コストを抑えた。インド、ベトナム、東南アジアなど、新興市場がターゲットだ。

NT3のボディサイズは、全長2400×全幅1500×全高1600mmとコンパクト。乗車定員は3名で、タウンユースに的を絞ったのが特徴だ。外観はスマート『フォーツー』に似ている。

エンジンは自社製の200ccと300cc、それに300cc+モーターのハイブリッドの3種類。300cc仕様の最高速は80km/h。ハイブリッドはEVモードを備え、最高30km/hでゼロエミッション走行できる。同社は「燃費は30km/リットル以上」と胸を張る。

NT3は現時点ではコンセプトカーだが、2013年後半までに市販する予定。インドではタタ『ナノ』と同価格帯(日本円で約22万円から)に設定されると見られ、ナノにとっては強力なライバルとなりそうだ。

《森脇稔》

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