抜け道走行のクルマにはねられ、男児が死亡

自動車 社会 社会

8日午前8時ごろ、大阪府柏原市内の市道で、登校中の小学1年生の男児が丁字路交差点を右折してきた乗用車にはねられる事故が起きた。男児はドクターヘリで病院に搬送されたが、まもなく死亡。警察はクルマを運転していた40歳の男を現行犯逮捕している。

大阪府警・柏原署によると、現場は住宅地の中を通る車線区別の無い幅員約4メートルの狭い道路だが、近くの国道が慢性的に渋滞するため、抜け道として利用し、高速度で走行するクルマが多いという。

男児は姉ら2人と一緒に登校していたが、丁字路交差点を右折してきたクルマにはねられた。男児は床下に挟み込まれる状態でひきずられたとみられ、全身を強打。ドクターヘリで搬送されたが、まもなく死亡。警察はクルマを運転していた同市内に在住する40歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男児死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

現場は柏原市大正3丁目付近。調べに対して男は「何かに乗り上げたような衝撃を感じた」、「後方を見たら子供が倒れていた」などと供述しているようだ。警察では男が前方の安全確認を怠ったまま、漫然と右折を開始。直後に男児と衝突したものとみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  3. 【日産 リーフ 新型】「公道で無敵」の加速力!? アリアにも負けない上質な走りを実現した「純国産の力」
  4. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  5. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る