トヨタ豊田社長、テスラとの提携成果「5か月でできた」

自動車 ビジネス 企業動向
テスラのイーロン・マスクCEOとトヨタ豊田章男社長(12日)
テスラのイーロン・マスクCEOとトヨタ豊田章男社長(12日) 全 6 枚 拡大写真

トヨタ自動車の豊田章男社長と米テスラモーターズのイーロン・マスクCEOは12日、東京で記者会見し両社の電気自動車(EV)に関する提携の狙いなどについて語った。

豊田社長は5月20日の提携調印以降、「5か月でオートショーに出品できる車をつくることができた。(テスラの)実行のスピード感を学んでいる」と述べた。両社はトヨタの『RAV-4』をベースにしたEVのコンセプトモデルを製作、トヨタは来週開幕するロサンゼルスショーに出品する。

さらに豊田社長は「トヨタも元々はベンチャーだった。テスラさんのDNAを吸収すれば、そうした時代を思い起こす契機になる」と述べ、企業体質の転換にもつなげたいとの考えを示した。

マスクCEOは「従業員800人の小さな会社から学んでいきたいという豊田社長の謙虚な姿勢を尊敬している。私どもも、品質や大量生産に関する多くのことを世界1のトヨタから学んでいる」と述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  4. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る