タタ ナノ の車両火災、事実上のリコールへ

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タタモーターズがインドで販売中の超低価格車『ナノ』。2009年7月の発売以来、6件の車両火災を起こしているが10日、その対応策が発表された。

同社の発表によると、ナノのリコール(改修・無償修理)は行われない。その代わりに無料の安全点検を行い、問題があれば、電気系統や排気システムの改修作業を行うことがアナウンスされた。

リコールを行わない理由として、タタは「車両火災は設計上の不具合によるものではなく、あくまで個別のケース」と説明。これは、外部の専門家に調査を依頼して導き出された結論だという。

今回のタタの対応について、インドメディアの多くが「事実上のリコール」と報道。タタは「ナノの安全性に問題ない」との立場だが、果たして、インドのユーザーはどう判断するだろうか。

《森脇稔》

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