JFEエンジニアリング、CO2を固体化して回収する技術開発に成功

自動車 ビジネス 企業動向
ネオホワイト・ハイドレート法
ネオホワイト・ハイドレート法 全 3 枚 拡大写真

JFEエンジニアリングは18日、二酸化炭素(CO2)をほぼ常温・常圧で固体化し、分離・回収する技術の開発に世界で初めて成功したと発表した。

【画像全3枚】

同社は、CO2を含む水を特定の圧力下で低温にすると、CO2だけシャーベット状の固体になり、分離・回収が可能になる現象を生かして、CO2を微細気泡化して水と混合した上で蓄熱材の「ネオホワイト」を微量加えることで、二酸化炭素の固体化が促進され、必要な圧力・温度条件が大幅に緩和される現象を発見した。

ネオホワイトは、同社が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同開発した蓄熱媒体で、7度程度で固体化する新しい物質。この技術を発展させることで、二酸化炭素の固体化に必要な圧力や温度条件をコントロールすることが可能になった。

ベンチ試験では、ほぼ常圧・常温でもCO2を固体化でき、分離・回収できることを確認している。既存技術である化学吸収法と比べ、吸収した溶液から二酸化炭素を分離するために必要な熱エネルギーが不要のため、より広範な排出源に従来の半分程度のコストで適用できるという。

今後、火力発電所や製鉄所などの燃焼排ガスからのCO2の分離・回収プラントを前提にした大型設備での実証試験を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『エスティマ』が“走りのミニバン”として復活か…アルファードと棲み分けは
  2. 700馬力の『GRカムリ』爆誕!? トヨタ最強セダンの可能性
  3. マツダ『CX-5』新型、パナソニック オートモーティブシステムズの「CDC」採用
  4. 物理的に発進阻止する盗難防止アイテム、『バリケード ブレーキペダルロック1』発売
  5. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. マツダの車載CO2回収装置、走行中の貯蔵に初成功…回収量は前回比9.6倍の804gに
  2. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
  3. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  4. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  5. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
ランキングをもっと見る