【ロサンゼルスモーターショー10】フィットEV の後席で違和感

自動車 ニューモデル モーターショー
後席床下などスペース確保に工夫
後席床下などスペース確保に工夫 全 5 枚 拡大写真

2012年に市販化を予定している『フィットEV』の後席に実際に座ってみた。う~ん、何かが違う。なんだろうこの感じは?

と考えること数秒。理由がわかった。床が違うのだ。具体的に言うと、後席の床面が通常の『フィット』や『フィットハイブリッド』に比べて高くなっているのである。

理由はもちろん、バッテリーの搭載によるものだろう。「バッテリーは床下全面的に搭載されている」というのがホンダの説明だが、純ガソリン車のフィットやフィットハイブリッドではガソリンタンクが置かれる前席下、そしてラゲッジルーム床下に加えて後席の足元下にもバッテリーを搭載しているのだと考えられる。
 
それと関連してだと思われるが、リヤシートも専用設計。注目したいのは、フィットの大きな特徴になっている座面跳ね上げ式のシートを廃止していることだ。EVでは初代フィット登場以来はじめて固定式の座面クッションが備わり、着座位置も若干変更されているようである。

意外だったこともある。それはフィットハイブリッドでは(気持ち程度にあるものの)事実上消滅した、ラゲッジ床下収納スペースが用意されていることだ。純ガソリン車のフィットほど深くはないが、十分に実用的な広さである。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る