【ストラーダ Sクラス MW250D】CDリッピング対応、AV面で機能強化を果たした2DINナビ

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付属の8GB SDHCカードにCDリッピングが可能。収録した音楽はSDオーディオ規格となる
付属の8GB SDHCカードにCDリッピングが可能。収録した音楽はSDオーディオ規格となる 全 18 枚 拡大写真

パナソニックのSDナビゲーションシステム『ストラーダ Sクラス』の最新モデルが『CN-MW250D』と『CN-MW150D』だ。MW250Dがフルセグ対応、MW150Dはワンセグ対応の2DINモデルだ。地図データを収録した8GBのSDHCカードに加えて、新モデルではエンターテインメント用の8GB SDHCカード&スロットが増設された。定評のナビ機能はもちろん、AV面での機能強化が図られた。

【画像全18枚】

◆SDHCカードへのCDダイレクトリッピングに対応

見た目で大きく変わったのは外観デザイン。従来モデルのシルバー基調からブラック基調へと若干落ち着いた筐体デザインとなり、上位モデル「ミドルクラス」との類似性も感じさせる。

つぎに機能面を見てみよう。2010年モデルの特徴として、まずオーディオ面の機能強化がなされた。内蔵ドライブから付属のSDHCカード(8GB)への音楽CDリッピングが可能になった。リッピング速度は最大2倍速で、圧縮方式はAACの128kbps。最大収録数は999曲(およそ4GB)となるが、これはSDオーディオの規格に沿ったもので、ユーザー自身が大容量のカードに入れ替えたとしても変わらないという。

なお収録したSDオーディオは、ユーザー登録することでダウンロード可能になるPCソフト「SD-Jukebox」で、PCで取り込んだ音楽とSDメモリーカードに録音した音楽をプレイリストに一括管理することが可能だ。最大曲数が制限されるものの、持ち運び容易なSDカードということで、ユーザー間でカードを差し替えるといった利用ができるので、使い勝手としては良好だ。

またiPodだけでなく、USBオーディオにも対応したことも新モデルのトピック。ストレージとしてデータを読み出せる(USBマスストレージ規格)ポータブルオーディオならば再生が可能。対応している圧縮フォーマットはMP3とWMAだ。

再生機能は他のストラーダシリーズと同様、MIXER'S LABが手がけた「音の匠」モードによる音質調整や、ライブ温情の臨場感を再現するDSPモードを装備する。さらにイコライジングやバランス調整などきめ細かいセッティングが可能。圧縮音源であっても良い音質で楽しめる。ハードウェアでも新電解コンデンサを搭載し、低音域から高音域まで、バランスに優れた再生を実現している。

◆地デジは受信性能をアップ

もうひとつのトピックは地デジだ。フルセグ搭載のMW250Dは上位機種譲りの4フロントアンテナ&4チューナーだが、アンテナの運用がこれまでのモデルとは異なる。4本のうち1本が視聴している放送局の別チャンネルを常時サーチする「新・放送局サーチ」を採用。

アンテナごとに優先度も設定し、電波状況が悪くなった場合は良好な方に切り替えたり、ワンセグとすることで「まったく見られない」という黒画面表示の時間を極力減らしたという。地図画面上にテレビ画面を表示する「PinP」にも対応した。もちろんホーム用テレビ『ビエラ』譲りの高画質回路「PEAKSプロセッサー」も搭載している。

◆ステアリングスイッチ対応で使い勝手向上

また、自動車メーカーが純正オーディオ用として設定しているステアリングスイッチにミドルクラスに続いて対応させたことも新しい。スイッチの割り当ては学習型を採用しており、これによって旧車種を含めて約80の車種に対応させた。ボリュームや曲送りなど、ステアリングから操作できる。このほか新機能として走行状態から燃費管理や運転診断を表示したり、エコドライブをアドバイスする「ecoドライブアシスト」を搭載する。

ナビ機能面では、ポータブル機の『ストラーダポケット』シリーズで好評を博している「ランドマークセレクト」を新採用。郵便局、駐車場、コンビニ、ガソリンスタンドなど、選択したジャンルのランドマークをボタンひとつで呼び出せる機能で、目的地に近づいたとき「周辺施設を探したい」という場面で役に立つ。

外観デザインの変更、エンタメ用SDHCカードの付属、CDリッピング対応、地デジ受信性能強化に、ステアリングスイッチ対応と、派手さはないが利用者ニーズを押さえた機能向上で、商品力を一層増したSクラス。

さらにパナソニックでは、MW250Dは購入者特典として、年度更新地図のダウンロードサービスを無償提供する。10万〜15万円というビルトインナビの中心価格帯で、強力なコストパフォーマンスを持つ製品に仕上がったと言える。

《北島友和》

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