【実燃費対決】欧州コンパクトベスト10…小排気量がモノを言う

エコカー 燃費
500
500 全 10 枚 拡大写真

ケータイ燃費管理サイト『e燃費』に投稿された最新の実燃費ランキングをチェック! 今回は、ダウンサイジングエンジンや、デュアルクラッチトランスミッション(DCT)など、燃費向上技術を次々と打ち出してくる欧州コンパクトカーにフォーカス。最も実燃費が良かった10台を調べた。

ランキングは以下の通り。同一車種で複数のグレードが存在する場合は、最も燃費の良いグレードをピックアップしている。

1位:フィアット 500(2008年)…16.7km/リットル
2位:VW ポロ TSIハイライン(2010年)…16.1km/リットル
3位:VW ゴルフ TSIトレンドライン(2010年)…14.3km/リットル
4位:VW シロッコ TSI(2009年)…14km/リットル
5位:MINIクーパーS(2007年)…13.3km/リットル
6位:プジョー 106(1996年)…12.9km/リットル
7位:プジョー 207GT(2007年)…12.4km/リットル
8位:アウディ A3スポーツバック(2008年)…12km/リットル
9位:アルファロメオ 147(2002年)…10.9km/リットル
10位:メルセデスベンツ A170(2005年)…10.4km/リットル

1.2リットルエンジンを搭載するフィアット『500』がダントツのトップとなった。500はさらに燃費効率を高め小型化した2気筒エンジンも登場を予定しており、今後はさらなる成績を期待できる。

また、2位から4位はフォルクスワーゲンが独占した。小排気量エンジンに、独自のDCT「DSG」を組み合わせ、走りの愉しさと燃費を両立しているのが同社の大きな特徴。いよいよ2011年に登場する『ニュービートル』の燃費技術にも注目だ。

小排気量エンジンは、車両の軽量化にも貢献し燃費に大きな影響を与える。最近ではコンパクトカーだけでなく、大型のラグジュアリーカーにも小排気量で燃焼効率を高めたエンジンの採用が相次ぐ。燃費技術の粋を集めた小排気量コンパクトカーを見れば、そのブランドの環境戦略が見えてくる、かもしれない。

e燃費の車種別ランキング、リアルタイム投稿情報は『カーライフナビ』でチェックすることができる。

カーライフナビURL
http://carlifenavi.com/
・このクルマの実燃費を『カーライフナビ』で調べる
・実燃費ランキングを『カーライフナビ』で見る
・近隣のガソリン価格を『カーライフナビ』で調べる

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る