自動車用の本格空気清浄機、三菱重工が発売

自動車 ビジネス 国内マーケット

三菱重工空調システムは、新しい自動車用空気清浄機を開発、11月25日から販売開始した。

新型空気清浄機は、プラズマイオンによる噴出除菌と、バイオ・フィルターによる吸着除菌の「W除菌」、活性炭と電気集塵システム、プレフィルターにより、細菌やウイルス、ホコリ・花粉から臭いまで除去する初の本格的な車載型空気清浄機。

利用できる車内DC電源の電圧別に、乗用車・タクシー用『CTC015-12V』とトラック用『CTC015-24V』をラインナップする。本体はカマボコ型で、高さ55×幅127×奥行168mmとコンパクトで、シガーライターソケットを電源とする。

本体後面から吸い込まれた空気は、4重構造のフィルターを順次通過する。最初はプレフィルターが大きなゴミ、チリやホコリを除去した後、電気集塵フィルターが残ったチリやホコリ、花粉などを除く。脱臭(活性炭)フィルターは、独自の「MSC活性炭」により、排気ガスやタバコなど臭いのもとを脱臭する。そしてバイオフィルターが細菌、カビ、ウイルス活動を、その細胞壁に酵素で働きかけることにより抑制する。クリーンになった空気とともにプラズマイオンが発生して前面から噴き出し、1立法センチあたり150万個のイオン濃度で車内にただようウイルスや浮遊菌まで抑制し、ウイルス・花粉対策としても有効。

価格は12V用が2万3100円、24V用が2万6250円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  2. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  5. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る