ヤナセ9月期決算、輸入車販売好調で営業増益

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輸入車最大手のヤナセが25日に発表した2010年9月期の連結決算は、営業利益が前年同期比35.5%増の54億3500万円と大幅増益となった。

グループの新車販売実績は同11.0%増の2万6223台と、4期ぶりに前年を上回った。メルセデス・ベンツは『Eクラス』や『Cクラス』の販売が好調だったほか、スマートの取り扱いをメルセデス・ベンツ全拠点に拡大したこともあって販売が伸びた。

また、アウディは『A5スポーツバック』などのラインナップを拡張したことや、フォルクスワーゲンも『ポロ』などが好調だった。BMWは『X1』や新型『5シリーズセダン』、ボルボは新型『XC60』が順調だった。

中古車はタマ不足やエコカー補助金制度の影響で需要が新車にシフトしたこともあって全体的に低調だった。販売実績は同8.2%減の2万2013台だった。アフターセールスは保有車両数の減少や車両品質の向上の影響で全体の入庫台数は微減となったものの、入庫促進キャンペーンなどの効果でメルセデス・ベンツの車検入庫台数が前年並みを維持、収益確保に結び付いた。

これらの結果、売上高は同4.2%増の2838億5100万円と4期ぶりに増収となった。収益でも新車販売増加やサービスの粗利改善で経常利益は同708.8%増の20億2300万円となった。

最終利益は同39.4%減の2億3200万円と減益となった。

《レスポンス編集部》

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