シーメンス、ダイムラーの新開発プラットフォームにCADソフト採用

自動車 ビジネス 企業動向
NX CAD 使用イメージ
NX CAD 使用イメージ 全 1 枚 拡大写真

シーメンスは、ダイムラーが自動車とトラックの新しい開発プラットフォームにシーメンスのCADソフトウェア『NX CAD』の導入を決定したと発表した。

自動車開発では、機械、電気、エレクトロニクス部品を統合する必要性が増えており、ソフトウェアが占める割合が拡大している。こうした状況下、機械、電気、ソフトウェアに関するすべての情報を単一のプラットフォームに統合し、サプライヤを含めたバリューチェーン全体でコラボレートできる環境を構築する必要がある。

ダイムラーは、TeamcenterとNXを組み合わせ、初期のコンセプト設計から設計時のシミュレーション、設計意図の検証までをデジタルにコラボレートできる環境を構築する。

製品のデジタル情報を単一のグローバル・データプールに統合し、新車開発を加速する。これによって開発・設計・生産計画・製造の各プロセスを並行して進めることでバリューチェーン全体の最適化を図る。

ダイムラーは、1990年代中頃からコラボレーティブな製品データ管理にシーメンスのTeamcenterを活用している。今回、シーメンスのNX CADを導入することで、ダイムラーは製品開発プロセス全体をカバーするコラボレーティブな設計、エンジニアリング、開発のためのソリューションを導入することになる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
  2. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  3. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
  4. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  5. ハーレーダビッドソン、横浜で交通安全パレード開催へ 先頭ライダーは魔裟斗
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  2. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  3. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  4. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る