シーメンス、ダイムラーの新開発プラットフォームにCADソフト採用

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シーメンスは、ダイムラーが自動車とトラックの新しい開発プラットフォームにシーメンスのCADソフトウェア『NX CAD』の導入を決定したと発表した。

自動車開発では、機械、電気、エレクトロニクス部品を統合する必要性が増えており、ソフトウェアが占める割合が拡大している。こうした状況下、機械、電気、ソフトウェアに関するすべての情報を単一のプラットフォームに統合し、サプライヤを含めたバリューチェーン全体でコラボレートできる環境を構築する必要がある。

ダイムラーは、TeamcenterとNXを組み合わせ、初期のコンセプト設計から設計時のシミュレーション、設計意図の検証までをデジタルにコラボレートできる環境を構築する。

製品のデジタル情報を単一のグローバル・データプールに統合し、新車開発を加速する。これによって開発・設計・生産計画・製造の各プロセスを並行して進めることでバリューチェーン全体の最適化を図る。

ダイムラーは、1990年代中頃からコラボレーティブな製品データ管理にシーメンスのTeamcenterを活用している。今回、シーメンスのNX CADを導入することで、ダイムラーは製品開発プロセス全体をカバーするコラボレーティブな設計、エンジニアリング、開発のためのソリューションを導入することになる。

《レスポンス編集部》

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