KDDI研究所、Android搭載の次世代STBを試作

自動車 テクノロジー ネット
Android セットトップボックス試作機
Android セットトップボックス試作機 全 2 枚 拡大写真

KDDI研究所は、Googleのモバイル端末向けOS「Android(アンドロイド)」を搭載した端末として初となる日本ケーブルラボ運用仕様/IPTV フォーラム技術仕様に準拠したSTB(セット・トップ・ボックス)を試作した。

アンドロイド・プラットフォームをSTBに採用することで、STBと携帯端末との間でのアプリケーションやサービスが連携できるほか、コスト低減や開発期間の短縮が期待できる。また、ケーブルテレビとIPTVの両方に共通プラットフォームとして採用することで、ポータルや番組表などの基本STB機能、情報家電やクラウドとの連携など幅広いサービスを横断的に展開することができる。

同研究所では、試作した次世代STBを活用して、次世代に適したアーキテクチャや通信・放送連携アプリケーションを検証する。

基本機能はIPTVフォーラム技術仕様準拠のIPマルチキャスト・VOD受信機能、日本ケーブルラボ運用仕様に準拠したケーブルテレビ放送の受信機能を備え、アンドロイド上のソフトウェアとして通信・放送連携アプリケーションの構築・提供が可能。

試作したSTBは12月1日~3日にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催される「組込み総合技術展2010」に出展する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  3. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. ライズ女子、初マイカーで“高音質”を掴む! 父娘で辿り着いた最強ショップ[car audio newcomer]by car audio factory K-sound 後編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る