ホンダ米国販売、新型 オデッセイ 好調…11月実績

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米国ホンダは1日、11月の新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は8万9617台で、前年同月比は16.1%増(季節調整済み)。3か月連続で前年実績を上回った。

ホンダブランドの乗用車系では、主力車種の『アコード』(日本名:『インスパイア』)が前年同月比5.8%増の1万9025台と、3か月連続のプラス。この中で、09年11月に発売された『アコードクロスツアー』は、2230台を占める。『シビック』は16.3%増の1万6562台と、3か月連続で前年実績を上回った。

『フィット』は前年同月比12.2%増の4180台と、3か月連続で増加。ハイブリッドでは、新型『CR-Z』が1024台をセールス。『インサイト』は4.9%増の1536台を売り上げる。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、9月30日に新型を発売した『オデッセイ』が、前年同月比31.7%増の8805台と人気。大型SUVの『パイロット』も、11.9%増の7593台と9か月連続のプラスとなった。主力車種の『CR‐V』も1万8263台をセールスし、前年同月比は25.4%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

アキュラブランドの乗用車系では、主力の『TSX』が前年同月比16.7%増の2589台と、3か月連続で増加。『TL』も13.1%増の2431台と、3か月続けてプラスとなった。しかし、『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)は、8.5%減の168台にとどまり、6か月ぶりにマイナスに転じた。

SUVでは、09年12月にマイナーチェンジを受けた『MDX』が、前年同月比15.9%増の4191台と11か月連続で増加。『RDX』も20.2%増の1183台と、10か月連続でプラスとなった。09年12月に発売された新型『ZDX』は、156台を売り上げている。

米国ホンダの今年1‐11月新車販売は、前年同期比5.9%増の110万0864台。同社のジョン・メンデル副社長は、「アキュラのSUVや新型オデッセイ、CR-Zの販売が好調。このペースだと、良い年末を迎えられそうだ」とコメントしている。

《森脇稔》

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