メルセデス米国販売、M、GLがけん引…11月実績

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メルセデスベンツUSAは1日、11月の米国新車販売の結果を公表した。メルセデスベンツブランドの総販売台数は1万9037台で、前年同月比は13.3%増。14か月連続で前年実績を上回った。

11月の主役はSUV系モデル。主力の『Mクラス』が前年同月比29.5%増の3470台と、3か月連続で前年実績をクリア。そのロングボディ版の『GLクラス』も、47.9%増の2096台と好調だ。

また、大幅改良を受けた『Rクラス』は前年同月比47.6%増の214台と堅調。伝統の『Gクラス』も、67.6%増の114台と根強い支持を集める。しかし、小型オフローダーの『GLKクラス』は、7.8%減の1590台と、2か月連続で前年実績を割り込んだ。

乗用車系では、『Eクラス』が前年同月比3.4%増の4986台と、2か月ぶりに前年実績をクリア。『Sクラス』は、1.2%増の1127台と好調が持続する。モデル末期の『CLSクラス』も、130.8%増の240台を売り上げている。

一方、米国ではメルセデスベンツの入門車となる『Cクラス』は、前年同期比2.3%減の3930台と、2か月連続の前年実績割れ。5月にリリースされたスーパーカー、新型『SLS AMG』は、36台を登録し、今年5‐11月の7か月で、451台がデリバリーされている。

メルセデスベンツの今年1‐11月米国新車販売は、前年同期比19.4%増の20万3468台。レクサスブランドの20万1769台を僅差で上回り、米プレミアムカー市場のナンバーワンブランドに君臨している。

《森脇稔》

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