【日産 リーフ 発表】世界初のEV専用車を正式発表

自動車 ニューモデル 新型車
志賀COOとリーフ
志賀COOとリーフ 全 6 枚 拡大写真

日産自動車は、電気自動車(EV)専用の初の量産型モデルとして『リーフ』を12月20日から日本国内で発売すると発表した。

リーフは、新開発の量産型EVで、走行中にCO2などの排出ガスを一切出さないゼロ・エミッション車。リチウムイオンバッテリーと電気モーターの搭載で加速性能、あらゆる速度域での高級車のような静粛性能、電池を車体下部に搭載することによる重量バランスで高い操縦安定性を実現する。

さらに、先進的なITシステムによって便利で機能的なサポートを実現する。

リーフは、世界初のEV専用車として設計・デザインし、大人5人がゆったりと乗ることができる室内空間を持つ。航続距離は200km(JC08モード)を達成している。

価格は376万4250円から。2010年度EV補助金制度を利用することで、最大78万円の補助を政府から受けることができ、購入価格は実質298万4250円からとなる。また、エコカー減税による減税措置に適合し、2011年度まで自動車重量税、自動車取得税は免税となるほかグリーン税制にも適合し、自動車税は購入翌年度に50%軽減される。

リーフの発売に合わせて日本全国の日産ディーラーの全2200店に、既に200Vの普通充電ができる環境を整えた。このうち、約200店舗には、30分で約80%までの充電を可能にする急速充電器を設置した。急速充電器設置店だけで、半径40キロ圏内で日本全国をカバーする。

リーフは米国でも12月から発売、欧州では2011年一部地域で発売する。2012年からはグローバルで量販する計画だ。

《レスポンス編集部》

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