【プジョー RCZ 試乗】ナルシストぶりが心地よい…岩貞るみこ

試乗記 輸入車
購入対象外となるRCZ
購入対象外となるRCZ 全 3 枚 拡大写真

かっこいい。このクルマを語るなら、もうそれだけで十分なんじゃないだろうか。そもそも女性が、足が痛いのにハイヒールを履くのも、ジュースのプルトップが開けられないのにネイルをほどこすのも、つまりは、美しくかっこよくありたいからだ。あれ? 両方とも無縁な私はいったい……まあ、いいか。

【画像全3枚】

デザインの詳細をここであれこれ書くのは無駄なので割愛。プジョーのサイトでも見ていただこう。ただ、ひとつ伝えたいのは、二次元のサイトの写真よりも、三次元のナマの『RCZ』の方が、数十倍かっこいいということだ。特にリア。RCZの後ろを走るドライバーの視線位置からなんて、そりゃもう、惚れ惚れとするボリューム感である。

ATの気楽さもさることながら、かっこよさを堪能するならMTである。しかも左ハンドルという、ここ数年お見かけしなかった粋な設定。さらにはエンジン音を、MTだけ車内にわざわざ取り込んでいるとくれば、どれだけ自分が好きなのよ、RCZ? と、問いたくなるというものだ。しかし、そんなナルシストぶりも心地よく感じるのだから、デザインが美しいことは、なにものにも替え難い。「デザインで乗る」という言葉を久しぶりに思い出して、「RCZありがとう」と思うのである。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/エッセイスト
女性誌や一般誌を中心に活動。イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に精力的に取材中するほか、最近はノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。JAF理事。チャイルドシート指導員。国土交通省 安全基準検討会検討員他、委員を兼任。

《岩貞るみこ》

岩貞るみこ

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家 イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。レスポンスでは、女性ユーザーの本音で語るインプレを執筆するほか、コラム『岩貞るみこの人道車医』を連載中。著書に「未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI」「ハチ公物語」「命をつなげ!ドクターヘリ」ほか多数。2024年6月に最新刊「こちら、沖縄美ら海水族館 動物健康管理室。」を上梓(すべて講談社)。

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