【ATTT10】今後注目を浴びるEVソリューション…e燃費の“e-denpi”

エコカー EV
イード ブース
イード ブース 全 5 枚 拡大写真

携帯電話で愛車の燃費やメンテナンス情報を記録でき、最新ガソリン価格も提供するカーケアサービス「e燃費」。

写真:e-denpiソリューションを紹介する展示

e燃費を運営するイードでは、e燃費のデータベース運用を活用したEVの電力消費モニタリング、パートナーのテクトムが開発した無線LAN対応OBDコネクタ(試作機)を組み合わせ、さらに同社リサーチ部門が実施する消費者意識調査「EVレポート」とをパッケージング化した、オールインワンのEVビジネスソリューションを提案する。

◆OBDコネクタから得た情報を無線LAN経由でe燃費サーバーに

テクトムは、車両のOBD(診断コネクタ)に接続して消費燃料や走行距離などをモニタリングできる「燃費マネージャー」など開発・販売している。今回試作した無線LAN対応OBDコネクタは、収集したデータを無線LAN経由でe燃費サーバに送信、ユーザーはスマートフォンのe燃費アプリ上で確認するという運用例を提案するもの。こうすることで、数値入力などの手間が省け、利用率アップが期待できる。

送られたデータはe燃費サーバ上で統計的に処理され、型式ごとの燃費消費量、エアコン使用の有無など、走行状況を細かく区分した燃費データを算出できるという。

テクトム事業推進グループの富田健嗣氏は、「これまでの燃費マネージャーは走行状態を確認するためのモニターが付いていたが、この無線LAN対応OBDコネクタを利用すれば、スマートフォンがモニター代わりとして使うことができるようになる。燃費マネージャーの敷居を下げることになるのでは」と期待を寄せる。

この方法はEVにも応用が可能で、EVのOBDコネクタより収集した情報と、家庭のEV充電スタンドに接続された無線LAN内蔵充電メーターでモニタリングした給電状況をe燃費サーバーでマージすることで走行状況と消費電力との関係も明らかにすることができるという。また、e燃費では充電ステーションの位置を提供すiPhone/iPadアプリを開発中。ユーザーには充電スタンドと“電費”の情報を提供する予定だ。

◆次世代エコカーへの消費者意識調査「EVレポート」

さらにイードでは、EV市場に関する消費者の意識調査「IID EV Report」を定期的に実施しており、エコカーの認知度やEVに期待する使用/性能、望む充電環境など、EVの購入潜在層をターゲットにしたレポーティングをおこなう。

同社では、車両情報ツールとアプリ提供による電費データベースと、消費者意識調査をパッケージングしてEV市場への参入を検討する事業者へのコンサルティングを行いたいとしてる。

《北島友和》

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