出光興産、環境対応型の水性塗料を全国4200店舗で採用

自動車 ビジネス 国内マーケット

出光興産は、2011年1月から全国4200店舗の系列サービスステーション(SS)の塗装に使用する塗料を塩ビ溶剤系塗料から環境負荷の少ない非溶剤の水系速乾防かび塗料『KMコート』に切り替えると発表した。

非溶液材の水性塗料を利用することで、仮に1000か所塗装した場合のVOC排出量は220t削減することができる。

KMコートは、同社の子会社である出光テクノファインが開発した環境対応商品で、塗料に求められる密着性や耐候性などの基本性能を持つ水系塗料。VOC成分の含有量は微量、希釈剤にも水を使用するため、環境対応性能が高い。また、特殊技術によって通常の水系塗料には無い溶剤系塗料並みの速乾性能を持つ。

これに出光テクノファインの「コーキンマスター」を配合することで優れた「防かび性」もあり、湿気の多い洗車機周りの美観維持にも役立つ。

同社では系列SSに電力消費量の少ないLEDを採用するなど、SSの環境対応を強化している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る