米アマゾン(Amazon)は7日(現地時間)、「Kindle for the Web」の機能を拡充し、Webブラウザから、Kindle向け電子書籍の購入や、全文の閲覧を可能にしたと発表した。「Kindle for the Web」は9月に開始されたベータ版サービスで、これまで書籍の最初のチャプターのみ閲覧可能だった。今後数ヶ月以内にローンチされる予定。
「Kindle for the Web」の機能拡充は、同日行われた「Google Chrome」のイベントで発表されたもの。書籍の閲覧に際し、書籍データのダウンロードや、ソフトウェアのインストールは必要ない。HTML5にも対応している。
また同社が提供するアフィリエイトプログラム「Amazonアソシエイト」との連携により、同プログラムのメンバーは、自身のサイトに埋め込んだウィジェットを通して、書籍を紹介し、売り上げた分に関して紹介料を得ることができる。