スズキは9日、『パレット』、『ルークス』2車種のフルホイールキャップに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2008年1月9日~2010年8月24日に製作された4万9122台。
14インチスチールホイール仕様車で、車輪に装着したフルホイールキャップの外径が大きく、縁石に乗り上げるなどタイヤに大きな負荷がかかった場合、変形したタイヤのサイドウォール部がフルホイールキャップと干渉し、走行中にフルホイールキャップが脱落して他の交通の妨げとなるおそれがある。
全車両、フルホイールキャップを、外径を小さくした対策品と交換する。
不具合発生件数は29件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。