【MeeGo Seminar Winter 10】地デジ、車載ラジオなどMeeGo実装デバイスがずらり

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インテルのMeeGoタブレット端末「WebTab」。Qtベースの斬新なユーザーインターフェイスが印象的 インテルのMeeGoタブレット端末「WebTab」。Qtベースの斬新なユーザーインターフェイスが印象的
インテルのMeeGoタブレット端末「WebTab」。Qtベースの斬新なユーザーインターフェイスが印象的 インテルのMeeGoタブレット端末「WebTab」。Qtベースの斬新なユーザーインターフェイスが印象的 全 7 枚 拡大写真

 MeeGoユーザー会のブースでは、インテルのMeeGoタブレット端末「WebTab」も展示していた。こちらは11.6インチのマルチタッチ液晶パネルやAtomプロセッサ・N450(1.66GHz)を採用し、Qtベースの斬新なユーザーインターフェイスと、快適なマルチタスクを実現する。無線LAN、Bluetooth、GPS、環境光センサ、加速度センサも搭載。またJava、Flash、Adobe AIRなどもサポートしている。WebTab Meta-Storeから各種アプリケーションをダウンロードできるという。このほかMeeGoユーザー会では、Accerのネットブックやノキアの最新スマートフォン「N900」にMeeGoを実装した事例も紹介していた。

 また、台湾のLinpus Technology Inc,は、MeeGoベースのタブレットPCバージョン、ネットブックバージョンの「Linpus Lite for MeeGo」や、自社開発アプリケーションを紹介していた。ユーザーインターフェイスはタブでサービスを分類する方式で、メデイアプレイヤー、電子書籍リーダー、Webカメラ、タッチキーボード、ブラウザなどのアプリケーションもあった。

 ターボシステムズは、MeeGo向けの地上デジタル放送の視聴機能「MeeGoで地デジシステム」に関するデモを行っていた。MeeGoがサポートする幅広い端末に「地デジ視聴機能」を実装するもので、PCやネットブックだけではなく、モバイル機器、車載端末、ネットワークテレビ、タブレット端末など広範囲で採用できる。同社では各種OSのカスタマイズやデバイスドライバ、アプリケーションの開発を中心に事業を展開しているが、今回のデモはその一例だ。一方、バイテックは、インテルの車載インフォメントシステム(MeeGo-IVI搭載)と、エイチアイのフレームワークソリューションを使用して開発したラジオ用インターフェイスのデモを実演。タッチパネルで操作し、プリセット可能なチューナー、ボリュームなどを手軽にコントロールできる。また、アクロディアの「ViVID UI MeeGo/Qt」で作成した、表現力あるユニークなロボット・インターフェイスなども目をひいた。

【MeeGo Seminar Winter 2010】地デジ、車載ラジオなどMeeGo実装デバイスがずらり

《井上猛雄@RBBTODAY》

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