ランボルギーニが、『ムルシエラゴ』の後継車として開発中の新型スーパーカー、『アベンタドール』(AVENTADOR。英語読みで「アヴェンテイダー」)。そのプロトタイプの写真が、初めて公開された。
これは米国のランボルギーニオーナーズクラブ、「ランボルギーニ・クラブ・オブ・ロサンゼルス」が13日、公式Facebookページで公表したもの。撮影された場所はランボルギーニのサービス拠点であろうか、擬装を施したアベンタドールが映し出されている。
すでにランボルギーニは、アベンタドールに新開発V型12気筒エンジンを搭載すると発表済み。このエンジンは排気量が6498ccと『ムルシエラゴ』よりも2cc拡大されており、95mmのボアと76.4mmのストロークを持つ。最大出力は700ps/8250rpm、最大トルクは70.4kgm/5500rpm。ムルシエラゴの640ps、67.3kgmに対して、60ps、3.1kgmも強力だ。
新型アベンタドールは、2011年3月のジュネーブモーターショーでデビューを飾る見込み。公表された写真からは、大きく張り出した前後フェンダーやエッジを効かせたフロントバンパーなど、新型の特徴が確認できる。