VW、英国でEVタクシーを公開…航続距離300km

エコカー EV
電気自動車UP!をベースとしたタクシーコンセプト
電気自動車UP!をベースとしたタクシーコンセプト 全 7 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは14日、英国ロンドンで『タクシーコンセプト』を初公開した。

同社は今年4月、イタリアで『ミラノタクシー』を披露しているが、今回のタクシーコンセプトは、そのロンドンバージョン。現在開発中のシティコンパクト、『UP!』の車台がベースと公表された点が注目できる。

このタクシーコンセプト、パワートレインはEV。モーターは最大出力115psを引き出す。最高速は120km/h、最大航続距離は300km。航続距離は日産『リーフ』の200kmと比較して長いが、これはタクシーコンセプトが、蓄電容量45kWhという大容量リチウムイオンバッテリーを積むおかげだ。充電は80%レベルなら、約1時間で完了するという。

タクシーコンセプトは、小型ボディに広い室内空間を持つのが特徴。ボディサイズは、全長3730×全幅1680×全高1600mm。MINIのハッチバック(全長3700×全幅1685×全高1430mm)に対して、全長はわずか30mm長いだけだ。

にもかかわらず、ロングホイールベースの採用と前後オーバーハングの切り詰めにより、大人2名の乗客とその荷物を余裕で積載できる室内空間を実現した。このパッケージこそ、2011年に登場する新型シティコンパクト、UP!の真骨頂といえそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る