ロシアから世界一安いHV…価格は約60万円

自動車 ニューモデル 新型車
e-mobile
e-mobile 全 3 枚 拡大写真

ロシアの大富豪が、自ら立ち上げたベンチャー企業を使い、7000ドル(約60万円)という世界一安いハイブリッド車を市販する計画だ。

彼の名前は、Mikhail Prokhorov氏。『フォーブス』誌によると、ロシアで2番目の大富豪とされる。同氏が13日、モスクワで新型ハイブリッドのプロトタイプを披露したのである。

このプロトタイプは、『e-mobile』と命名。最高速を135km/hに抑えるなど、性能を必要最低限にとどめ、発売時には7000ドル(約60万円)のベース価格を目指す。燃料は、ロシアに埋蔵量が豊富な天然ガスを使用するという。

すでに同氏は、このプロジェクトに約2億ドル(約170億円)を投資。それだけに、市販に向けた意欲も並々ではない。2011年1月からロシア国内で生産を行い、2012年には年産1万台レベルへ引き上げる計画だ。

海外の複数のメディアは、「e-mobileの目標燃費は67マイル/ガロン(約28.5km/リットル)」と伝えている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る