富士キメラ、HV/EVの市場予測、2020年の市場は2010年の10倍以上

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富士キメラ総研は、HV/EV関連デバイスと、今後成長が見込まれる車載デバイス/次世代技術をについての報告書「車載電装デバイス&コンポーネンツSelect2011<下巻:HEV/EV関連デバイス・ネクスト車載デバイス編>」をまとめた。

調査結果によると世界の自動車(乗用車、トラック、バス)生産台数は、2010年の6882万台から2015年に9232万台、2020年には1億600万台となり、2010年比で約1.5倍に拡大すると予測した。特にHV、EVが大きく成長する見通し。

HV、EVにFCVを加えた次世代車の市場は2010年の98万5000台から2015年に403万6000台、2020年には2010年の9.2倍となる906万3000台と予想。内訳は、HVが735万台、EVは170万5000台とした。

車載電装部品分野の市場予想では、HV/EV関連デバイス8品目は2010年が1811億円、それが2015年には1兆1275億円となり、2020年には1兆9787億円と2010年の10倍以上に拡大すると予測。リチウムイオン電池の需要拡大で市場規模も飛躍的に拡大するとみている。

また、通信・ネットワーク、エネルギー関連、ディスプレイ・インターフェース、パワーデバイス・半導体関連などの次世代車載デバイス31品目は、2010年の1750億円から2015年が3775億円、2020年が8327億円となるとした。

《レスポンス編集部》

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