三菱ふそう、パキスタン市場に参入---ネクスト11

自動車 ビジネス 海外マーケット

三菱ふそうトラック・バスは12月20日、海外事業を強化するため、パキスタン市場に新規参入すると発表した。

パキスタンに同社の小型トラック『キャンター』、大型トラックの『スーパーグレート』の2車種を投入する。現地のマスターモーターにKD(ノックダウン)生産を委託、マスターのカラチを拠点とするネットワークを通じて販売する。

パキスタンは、インドネシアやトルコなどとともに、BRICsに次ぐ経済成長が予想される11か国「ネクスト11」の新興経済発展国の一つ。海外戦略を強化している三菱ふそうはすでに、11か国のうち、9か国に参入しており、これら高い成長が見込まれる新興市場攻略を強化する方針で、パキスタン市場への参入もこの一環。

同社のカイ・ウーヴェ・ザイデンフース海外営業本部長は「パキスタン市場および南アジア地域全体で、経済が発展する可能性は非常に大きい。高品質で効率の高い商品は、現地で予想される成長を強力にサポートできると確信している。今後もネクスト11も含めた潜在性の高い市場で地位を拡大する」としている。

同社は、2010年に海外市場で25の商品を19か国に投入、約150か国で販売をしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
  5. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る