【広州モーターショー10】キャデラックに2.0リットル4気筒…ダウンサイジング

自動車 ニューモデル モーターショー
SLS
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GMは、20日に開幕した第8回広州モーターショーにおいて、キャデラック『SLS』の新グレード、「2.0T SIDI」を初公開した。

画像:キャデラックSLS 2.0T SIDI

キャデラックSLSは、2006年9月の北京モーターショーでデビュー。『STS』をベースに中国専用車に仕立てたモデルだ。エンジンは2種類の直噴V6ガソリンユニットで、3.0リットル(272ps、30.6kgm)と3.6リットル(310ps、38.1kgm)を積む。

GMは今年の広州モーターショーで、SLSの直列4気筒エンジン搭載車、2.0T SIDIを初公開。これは世界的なダウンサイジングの波に乗ったものといえるが、GMによると4気筒ターボエンジンの搭載は、キャデラック100年の歴史において初めてだという。

このエンジンは最大出力258ps、最大トルク40.8kgmを発生。直噴技術などにより、高い環境性能とパフォーマンスの両立が図られた。新グレードは排気量2.0〜2.5リットルクラスの高級ビジネスカーセグメントに投入され、現地価格は38万8800元(約490万円)からとなる。

GMは今年の広州モーターショーに、総勢23台を出品。GMチャイナのケビン・ウェール社長は、「顧客のニーズに最高の答えを出すのがGMの使命」とコメントしている。

《森脇稔》

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