会員制充電サービス 日産などが事業化を推進

エコカー EV
リーフ
リーフ 全 1 枚 拡大写真

住友商事、日産自動車、NECは12月21日、電気自動車(EV)向けに全国規模で会員制の充電サービスを提供する事業化を推進することで合意した。

3社は、日本全国でEVユーザーが外出時に使用できる充電設備を整備するとともに、既設事業者とも連携し、継続的・計画的なサービスの提供を検討する。

賃貸マンションなどの集合住宅居住者や月極駐車場利用者にも充電環境を提供するため、場所や用途に合わせた普通充電設備と急速充電器の最適配置を目指し、EVユーザーの利便性を考えた充電インフラを構築する。これによってEV普及の課題を解消する。将来的には、プラグインハイブリッド車ユーザーによる普通充電設備の利用も視野に入れている。

住友商事はEVなどの環境自動車の普及を図ることで低炭素社会の実現に貢献していく。日産は、事業を通して、EVの普及に不可欠なインフラ整備を加速させるとともに、これまでEV開発で得た知見を活かし、ユーザーから見た高い利便性と事業性の両立を目指す。NECは、充電機器のネットワーク化やICT技術を活用した新しい充電インフラを構築し、ユーザーの利便性向上を図りながら環境貢献につながる全く新しいサービスの実現を推進する。

3社は今後、それぞれのノウハウを結集することで、事業化に向けてシナジーを追求するため、業種・メーカーを問わず広く協力を求めていく。まず神奈川県と県内自治体と連携し、来年度の早い時期に同県内での実証サービス提供を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る