スズキと三菱自動車は、スズキが12月24日発表した小型乗用車新型『ソリオ』を三菱自動車がOEM(相手先ブランドによる生産)で供給を受けることで合意した。
三菱は、日産自動車からも上級セダンのOEM供給を受けることで合意したばかりで、他社との業務提携を拡大して投資を抑えながら商品ラインナップを強化する。三菱は開発投資が限られるため、新型車の投入が少なく、国内の販売店からの不満が高まっていた。提携を活用してラインナップの穴を埋める。
スズキは三菱へ車両を供給することで量産効果を高めて開発や製造コストの削減や生産性の向上を図る。
スズキと三菱が業務提携するのは初めて。スズキは三菱に対して2011年春から月間800台程度、ソリオをOEM供給する。