【デトロイトモーターショー11】メルセデス Cクラス 2011年型…燃費は最大31%向上

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ダイムラーは23日、欧米向けメルセデスベンツ『Cクラス』の2011年モデル(米国では2012年モデル)を発表した。内外装の変更、環境性能や安全性能の向上などの改良を受けている。

現行Cクラスは2007年3月に発売。約3年半の世界累計セールスは100万台を突破している。2011年モデルでは、好評のスタイリングに磨きがかけられた。

フロントでは、ヘッドランプのデザインが変わったことに気づく。これは新型『CLS』など、メルセデスベンツの最新トレンドに沿ったもので、LEDも用意された。バンパーのデザインは一新され、新しいアルミボンネットによって軽量化も促進。リアはテールランプの配色を変えている。

インテリアは、ダッシュボードのデザインを変更。ステアリングホイールやメーターも新しい。トリムパネルはスポーティな「アバンギャルド」がダークアルミまたはブラックアッシュ、ラグジュアリーな「エレガンス」がマットアッシュウッドまたはウォールナットを採用する。

2011年モデルの最大の変更点はエンジン。全エンジンが「ブルーエフィシエンシー」仕様となり、オートマチックトランスミッション、「7Gトロニック」の改良や、2WD車全モデルへのアイドリングストップ採用の効果もあって、燃費は最大で31%引き上げられた。

最もエコな「C220CDIブルーエフィシエンシー」は、直噴2.2リットル直列4気筒ターボディーゼル(最大出力170ps、最大トルク40.8kgm)を搭載。欧州複合モード燃費22.73km/リットル、CO2排出量117g/kmと、クラストップレベルの環境性能を実現する。

2011年モデルのCクラスは、2011年1月10日に開幕するデトロイトモーターショーでワールドプレミア。欧州では1月から受注を開始し、納車は3月からスタートする予定だ。

《森脇稔》

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