高速度でスピン、歩道の4人を次々にはねる

自動車 社会 社会

26日午後9時45分ごろ、東京都大田区内の都道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路左側の歩道に乗り上げ、信号待ちの歩行者4人を次々にはねる事故が起きた。この事故で9歳の男児が死亡。他の3人も重傷を負っている。

警視庁・田園調布署によると、現場は大田区田園調布本町付近で、片側2車線の直線区間。クルマは第2車線を走行していたとみられるが、なんかの原因で挙動を乱して道路左側の路外へ逸脱。スピンしながら歩道に乗り上げ、信号待ちをしていた歩行者を右側面部ではねた。

この事故で散歩中だった栃木県下野市内に在住する9歳の男児が全身強打でまもなく死亡。埼玉県内に在住する5歳の男児が頭部強打で意識不明の重体。2人の男児の祖父母にあたる68歳の男性と67歳の女性も骨折などの重傷。事故を起こしたクルマの後部座席に同乗していた19歳の男性が車外に投げ出され、打撲などの軽傷。助手席に同乗していた20歳の男性も軽傷を負っている。

警察はクルマを運転していた同区内に在住する20歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男児死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを進めている。

現場の手前にはブレーキ痕があり、警察では事故直前まで高速度で走行していた可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。運転者からアルコール分は検出されていないという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る